タダイマ息子と実家暮らし

日々感じたことを綴っていきます

実家の母のこだわり、『中学は運動部』

おはようございます。

今週のお題「わたし○○部でした」

 

私は、中学時代『テニス部』でした。

運動神経も悪く、おもいっきり文科系でインドアなワタシですが、中学時代はテニス部なのです。

 

今日は私の暗黒時代、テニス部だった時代のお話です。

 

 

根拠もなにもなし『中学は運動部』

実家の母は全く根拠もないことを突然いいだします。そしてそこに分けのわからない自信を持っていたりします。

 

例えば私がお産で苦しんでいるときは、

『アンタ、あと数時間で生まれるよ!』

そう、言われ続けて陣痛が2日間続きました。

最後の方は、『アンタ、あと・・』のところで、『もう言わないでっ!!』と鋭いツッコミをいれてる私がいたり。

 

他にも多々あるのですが、

『中学は運動部』という根拠のないマイルールが母の中にあって、反抗できない私は泣く泣く運動部に入ることになりました。

 

地元の中学はバーレーボールやバスケットボールなどの複数人チームの運動部や個人競技の陸上部などがあります。

運動オンチでみんなに迷惑かけたくなかったので、バレーボールやバスケットボールは初めから除外していました。あと、ピストルの音が苦手だったので走るのは比較的早かったのですが陸上部も除外しました。

 

 

結局最後に残ったソフトテニス

結局、個人競技で尚且つピストルもないソフトテニスボール部に入部することにしました。

 

入部してからわかったことなのですが、中学のソフトテニスは公式試合ではダブルスが主流ということ、団体戦があることで決して個人でプレーする部活ではなかったという事です。しかも、新入生が4人。ペアを組むには偶数である必要があり、抜けたくても抜けられないという最悪な状態だったんですよね。

 



 

部活が嫌で仕方がない

今でこそ、雨の日に両手を挙げて喜ぶことはありませんが、中学時代は雨が降るとうれしくて仕方がなかったワタシ。なぜかというと、

 

部活が休みになるからです。

 

授業前は朝練、夜も真っ暗になるまで練習。もちろん土日も練習です。

 

顧問はルパン三世を野生化したような体育教員。

体罰は当たり前、日焼け止めは禁止、口癖は『黒さは強さ』!

 

そんなおっかない顧問でしたが、自分が大人になった今は、ほんの少し感謝の気持ちがあったりします。平日も休みの日もありったけの時間を部活にそそぐなんてなかなかできるもんじゃありません。しかも、その野生ルパンは家庭があったのです。こんなにも部活に情熱をそそいでいて家庭崩壊しなかったのか、余計な心配ではありますが、思ってしまします。

 

 

部活で得たもの

一番は何と言っても忍耐力でしょうか。

 

先輩が買い食いしたとわかった日は、野生ルパンのお許しが出るまで連帯責任でコートの周りを走りつづけ、プレーをミスしたら『どんくさいのぉ~』とののしられ、日焼けしまくり短髪のワタシは本気で男子と間違われ・・

そんな中学時代を送ってきましたので、いいのか悪いの忍耐力はある気がします。

 

高校は中学時代のトラウマか、帰宅部で思いっきり放課後を楽しみました。

短大に入ると隣接する医学部のオーケストラ部に入り、夜遅くまでチェロの練習に勤しみました。本当に好きなものはこんなにも練習が苦にならないものなのかとその時はじめて知りました。

 

 

私の信念は?

母の信念は『中学は運動部』でしたが、もちろん私はそんな風には思いません。息子には好きなことに大切な時間を費やしてほしいものと思っています。

 

最近実家の父が息子に対し『この子は好きなことしかしない』なんて言うことがあります。私はなぜそのことに対し文句をいわれるのか意味が分かりません。父は息子がボール投げなど運動系を積極的にやらないことに不満があるようです。確かに、『おれはボール投げきらいだから』などといって体育の授業中に参加を拒むようでは困りますが、プライベートの時間帯になぜその人の主観でやらなければならないことを強制されなければならないのでしょうか・・。

 

私はそのような両親に育てられ、小学時代は全く好きでもないバレーボールを子ども会でさせられ、もう一人の運動オンチな女の子と交代でベンチを温めていました。いわゆる補欠ってやつです。

センチメンタルで嫌な思い出です。

 

なので、私は『好きなこと・得意なことに時間を費やす』そのスタイルなのです。実家暮らしを続けていくにはそれなりに関係を良好にしておきたいので、あえて直接対決になるようなことは避けますが、こちらのコンディションが不良な時は、大演説しい気持ちに駆られてしますのです。いかん、いかん。

 

すこし愚痴っぽくなってしまいました。熱くなりました・・ふう。

 

それでもまぁ、色々あって今のワタシがいるわけです。

今見える景色はすべて自分の思いが映し出したもの・・という稲盛和夫先生の言葉をかみしめながら今日もまた楽しくやっていきます。

 

わっしょい!!