タダイマ息子と実家暮らし

日々感じたことを綴っていきます

耳栓で人生変わった人、ここにいます

今週のお題「人生変わった瞬間」

 

おはようございます。

今日のタイトルは、ずっと書きたかった内容のものです。

 

突然ですが、

大きな音、へっちゃらですか??

 

ピストルのパーンって音、耳をふさがずにいられますか?

風船が怖かったりしますか??

シャンパンなんて永遠に開けられないって人いますか??

 

私は全部無理です。きっと一生無理です。

 

今日はわかってもらえる人には全力で共感してもらえるような、わからない人には『何言ってんだコイツ・・』的なお話です。

 

 

世の中から大きな音が消えて欲しい

物心ついた時から大きな音が恐怖でしかありませんでした。

大音量でなり続けるのはまだ我慢ができるのですが、クラッカーやピストル、風船が割れる音など突発的に鳴る破裂音が恐怖で仕方がなかったのです。

 

運動会の日は苦行でしかありません。ピストルがなるからです。小さい頃は耳をふさいでいましたが、高校生ともなると隠れて耳をふさいでしました。なんだか、耳をふさいでいる自分が恥ずかしいような気がしたからです。いつなるのかわからない破裂音に、気が気ではない運動会。

 

そんな私のことを両親は知っていましたが、全く理解ができないようで逆に笑われることもあり、一人悩んでいました。

 

人生が変わったのはほんの数年前

大人になっても破裂音の恐怖は続いていました。時々コンサートに行くことがありましたが、大きな音が苦手なのでコンサート中はずっと緊張がつづいていました。

 

そんな時に、何かのきっかけで『耳栓』というものに出会うことがありました。今まで耳栓を使うという概念がなく、見かねた神様がアドバイスをくれたのかもしれません。

 

初めに購入したのはTumugiMartのポリウレタン製の耳栓です。初めて使用したのは息子の幼稚園の運動会でした。まわりにばれないように耳からはみ出ないサイズにカットして耳にコッソリいれました。

ピ・・ピストルの音が小さくなってる!!

これは何とも言えない感動で、目の前に立ちはだかっていた恐怖という壁を乗り越えた瞬間でした!!

 

それからは常にポーチに入れて持ち歩いています。

ショッピングモールにいくと風船を配っていたり、その風船をキッズがかみついたり押しつぶしたり恐怖でしかない光景に出くわすことがあります。そんな時に耳栓をすると緊張感から解き放たれることができるのです!!

 

HSPなのかしれない

破裂音が全くへっちゃらな人っています。実家の人々はワタシ以外みんな大丈夫です。特に母は全くへっちゃらで私の気持ちは理解しがたいようです。

 

そんなときにHSP(Highly Sensitive Person)という言葉を知りました。HSPとは視覚や聴覚などの感覚が敏感で刺激を受けやすい特性を生まれつき持っている人のことを指すようです。

 

知れば知るほど、私はHSPなのかもしれないと思うようになりました。だからといって、特効薬があるわけではなく、私はこの『刺激をうけやすい』という体質を理解しながら上手に自分と付き合っていくしかないという結論に至りました。

 

職場でも耳栓

私の職場は密にコミュニケーションを取り合う必要がある職場です。楽しい話題ばかりではなく、どちらかと言えばネガティブな情報が多く行きかう職場でもあります。

 

仕事が終わって夕方自宅に戻るとぐったりすることもしばしば。そんな日を振り返ると、たいていは上司の叱責の声だったり(自分以外にの人にむけられることも含む)同僚の悪口や愚痴だったり、そんな話題が多い時です。それに加えて、私は特定の苦手な声の人が数人います。数時間その同僚の声を聴き続けると不快な気分になるのです。

 

疲労感が続いているときは、『耳栓』を片耳にそっと忍ばせることがあります。TumugiMartの耳栓は防音性が高すぎますのでCRESCENDOのmusicという耳栓を使用します。話しかけられる声はたいてい聞こえますが、雑音はグッと減りますので気持ちが落ち着き自分の仕事に集中することができます。片耳しかしていませんので、耳栓をしていない方の耳で電話応対も可能です。電話対応も耳栓をしていたほうが上手に言葉を選ぶことができるような気がしています。

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片方なくしてしまったけど、片方しかつけないからいいや・・

 

番外編 コードレスイヤホン

カフェでゆっくりすることが好きなのですが、以前は周りの話声や店内の音響を不快に感じることがありました。イヤホンをすることで周りの音が小さくなり、好きな音楽を聴くことでリラックスできるようになりました。息子の付き添いでゲームセンターに行くときも迷わずイヤホンです!

 

きっと、聴覚がめちゃくちゃ過敏なのだろう

感覚ってひとと比べることが難しいですよね。聴覚検査で聞こえ具合を数値化することはできるかもしれませんが、耳から入った音の感受性を数値化するのは難しいのはないでしょうか。耳栓やイヤホンを使用しだして、今まで自分が音に対してとても過敏に反応していたことがわかりました。

 

言葉を聞くときも、そのまま生の状態で聞くよりも耳栓をして聞くとオブラートに包まれた感覚になって刺激が少なく感じるのです。これは私の特有なのでしょうか・・

 

職場ではできればずっと耳栓をしてすごしていたい気もします。

私にとっては刺激が強すぎる・・

職場の生の音をひろいたくない。

 

今日は人生が変わった耳栓についてお話しました。ちなみに息子も私の遺伝をしっかりうけついでおり聴覚過敏です。きっとほかの感覚も過敏だと思います。

もし、聴覚過敏で悩んでいる方がいらしゃったらぜひ耳栓をためして欲しいです。色々なタイプがありますので、きっと自分にあるものがあるはずです!